2002年(第6戦〜第10戦)

第06戦 2002.02.03 東京・北沢タウンホール

初代日本フェザー級王座決定戦10回戦
vs菊川未紀(日本・桶狭間)
技巧派・菊川を下し日本王座奪取!
○判定 3-0 
ついに初代日本フェザー級王座に挑戦することとなったライカ。超満員札止めの熱気に包まれながら、リベンジを誓う菊川と対戦した。
米国修業でパワーアップした菊川との一戦は、序盤から激しい打ち合いに。
バッティングにより1ラウンド早々から左目上をカットしたライカは苦戦を強いられる。
しかし徐々にエンジンがかかってきたライカは中盤に盛り返し、8回にはついにスタンディングダウン奪取に成功。
9回にも同様のダウンを奪ったライカが、納得の判定勝利で初代王者となった。

第07戦 2002.04.29 東京・北沢タウンホール

日本・アメリカ国際戦/フェザー級8回戦
vsレイラ・マッカーター(米国)
現役世界王者の前にプロ初黒星!
●判定 0-2 
日本王座奪取後、自伝本出版など世間の注目度が一気に高まる中、ノンタイトルながらついに現世界王者とと拳を交えることになった。
WBAやWBCがまだ女子を認可する以前の女子メジャータイトル・IFBAのベルトを巻くマッカーターは洗練された動きで場内を沸かせる。
必死に追いかけ、連打で形勢逆転を狙うライカだが、最後まで現王者を捕獲することはできず。
「強さは感じなかった」と気丈に語ったライカだが世界との差を痛感、自身のさらなる成長を誓った。

第08戦 2002.06.09 東京・中野・パラダイステレビ特設リング

フェザー級8回戦
vs張替美佳(日本・フリー)
返り討ちKO勝利で再スタート!
◎3R KO
前回の試合からわずか1ヵ月あまりで迎えた一戦は、KO勝ちを収めている張替とのリマッチとなった。
世界王者との対戦で左の弱さを痛感したライカは、前回の試合直後から課題の克服に励み、この一戦でも意識して左を散らしていった。
3ラウンドにきっちりとKOで仕留めたライカは「こんなところで立ち止まっているわけにはいかない。
あと2年以内に世界チャンピオンになります」と力強く世界獲り宣言をした。

第09戦 2002.09.07 東京・ディファ有明

日本・オーストラリア国際戦/フェザー級8回戦
vsベネット・ローレン(オーストラリア)
世界5位をKO!シャロンに挑戦状
◎2R 0:27 KO
IFBAと並ぶ世界女子メジャータイトル・WIBAの現王者、シャロン・アニオスとの一戦が組まれていたが、試合直前にアニオスが負傷キャンセル。
対戦相手は世界ランク5位のローレンに変更された。
セコンドにつくシャロンの前で猛然とラッシュを仕掛けたライカは、相手に何もさせずTKO勝利。
試合後、シャロンに12月のタイトル挑戦を直訴すると「Bloody Decemberになるわね」。
そんなシャロンの挑発にも「こちらこそ血まみれにします」と堂々返し、初の世界王座挑戦が決定した。

第10戦 2002.12.18 東京・国立競技場第二体育館

WIBA世界フェザー級タイトルマッチ10回戦
vsシャロン・アニオス(オーストラリア)
ライカ、傷だらけの世界王座戴冠!
○判定 2-1 
3千人収容の代々木第二体育館を会場に、いよいよ念願の世界タイトルマッチに挑戦することとなった。王者アニオスは剛腕で鳴らす無敗の強豪だ。
開始早々から前評判以上の強烈なワンツーで攻め立てられ、2回にはバッティングで左目の上が大きく腫れるなど、ピンチに立たされるライカ。
しかし大声援の中、必死に右を放っていった。
運命のジャッジは2-1で挑戦者を支持。僅差の判定ながら、ライカがプロ10戦目で世界の頂点に立った。

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