2000年(第1戦〜第3戦)

第01戦 2000.05.08 東京・北沢タウンホール

フェザー級4回戦
vs大沼慶子(日本・シーザー)
ライカ、戦慄のKOデビュー!!
◎3R 1:17 KO
アマチュア大会で数戦の戦績を積み、プロを目指して京都から上京。その翌月にプロデビュー戦を果たした。
立ち技格闘技「シュートボクシング」レディース3位でキャリアに勝る相手に対し、序盤から前へ前へと攻め続けるライカ。
迎えた3ラウンド、ゴングと共に飛び出すと、得意の右ストレートをたたみ込み、プロとして記念すべきファーストダウンを奪う。
さらにラッシュを仕掛けると、相手陣営からたまらずタオル投入。衝撃のデビュー戦となった。

第02戦 2000.09.21 東京・北沢タウンホール

フェザー級6回戦
vs小泉かおり(日本・白龍)
深刻なコンディションで屈辱ドロー
△判定 0-1 ドロー
プロ2戦目でセミファイナルに抜擢されたライカだが、右眼窩底骨折、卵巣のう腫とコンディションは最悪だった。
それでも「セミファイナルに穴を開けたら女子ボクシングが信用を失う」と強行出場を決意。
試合は本来の持ち味を出せぬままドローに終わり、「自分に負けた一戦だった」とライカは語った。

第03戦 2000.05.08 東京・北沢タウンホール

フェザー級6回戦
vsアンジ・ヘ
初のメイン、初の国際戦で快勝!
○判定 3-0 
卵巣のう腫の手術を終え、限られた練習期間を経て挑んだ3戦目。
年内最終興行となったこの大会で、ライカは期待を背負ってメインに登場した。
気迫で押す韓国人ファイターに対し、ライカも病後を感じさせない動きで打ち合いに応じる。
最終ラウンドにボディフックの連打でついにダウンを奪ったライカが大差の判定勝利。
だが、その代償として、ダウン奪取直後のバッティングにより鼻骨を骨折し、文字通り満身創痍で2000年を終えた。

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