2007年(第20戦〜第21戦)

第20戦 2007.04.13 カナダ・エドモントン・SHAW会議センター

2007.04.13
WBC世界女子スーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦
vsジェリーナ・マジョーナヴィッチ(カナダ)
敵地カナダでのWBC世界初挑戦!
●判定 0-3 
節目の20戦目はカナダでの世界戦。
欧米でのアウェー戦は初めて、また新設されたWBC女子世界王座への挑戦も初、さらにスーパーフェザー級での世界挑戦も初めてという初めて尽くしの闘いだ が、「倒して勝つ」を胸に王者の地元へ乗り込んだ。
3千人収容のアリーナは、8人がけの丸テーブルをリングが囲み、ワインと食事を楽しみながら観戦する“ディナーボクシング”形式。
「歯科技工士の職を捨てボクシングに懸ける真のサムライ」と地元メディアに報じられたライカは、日本刀を持っての入場だ。
打たずに打つスタイルの王者は、華麗なフットワークでライカの突進をいなす。渾身の力で左ボディや右ストレートを放っていったライカだが、最後まで王者の 牙城を崩せず、結果は大差の判定負けとなった。
帰国もそこそこに、ライカは「これからは世界で勝てるボクシングも身につけたい」と心新たにリスタートを切った。

第21戦 2007.11.10 東京・新宿フェイス

2007.11.10
WIBA世界女子ライト級タイトルマッチ10回戦
vsアン・マリー・サクラート(米国)
ライカ、自主興行で激勝防衛!!
○判定 2-0 
資金難から日本で世界戦を戦うことが難しくなってきた。「自分の生きる場所は自分でつくるしかない」と決心したライカは、前代未聞のプロボクシング自主興 行を決断。プロモーター、マッチメーカー、そしてメインイベンターを一手に引き受け、興行開催に向け奔走した。
WIBA世界ライト級王座初防衛戦の相手として白羽の矢を立てたのはサクラート。対戦が決まった後、WBC女子世界ライト級王座を獲得した紛れもない世界 トップだ。
スピード、パワー、テクニックと三拍子揃ったサクラートに対し中盤までは苦戦が続いたが、動きを読んだ後半からは徐々にパンチが当たりだし、終盤は磨いて きた左ボディがジャストヒット。一進一退の攻防が最後まで続いたが、判定2-0でライカが自主興行を締めくくった。
この大会からほどなく、日本ボクシングコミッションが女子認可を発表。女子ボクシングが新時代を迎え、新たなステージでのライカの挑戦が再び始まった

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