2006年(第17戦〜第19戦)

第17戦 2006.05.20 韓国・全羅道・井邑体育センター

IFBA世界スーパーライト級王座決定戦10回戦
vsチョン・ウォンミ(韓国)
初の海外遠征で二階級制覇達成!
○判定 3-0 
2階級制覇を狙うライカの元に飛び込んできた世界戦のチャンス。だが、オファーは2階級飛び越えスーパーライト級であった。
それでも「自分のパワーがどこまで通用するか試したい」と快諾したライカは、17戦目にして初のアウェー戦に挑んだ。
3千人が詰めかけた体育館で、5戦5勝5KOの相手にライカは圧巻のファイトを見せた。
左フックが体格に勝る相手をたびたびとらえるなど、韓国ナンバーワンのハードパンチャーを戦意喪失寸前まで追い込んだ。
初アウェーを大差の判定勝ちで飾ったライカが、見事2階級制覇を達成した。

第18戦 2006.06.10 東京・新宿フェイス

スーパーファイト/ミドル級6回戦
vs高橋洋子(日本・巴組)
ヘビー級女子総合格闘家をKO葬
◎4R 1:30 KO 
2階級制覇を果たしての凱旋試合は、所属する山木ジムの21周年記念興行での一戦。
恩師・山木敏弘会長にKO勝利を捧げるべく、メインのリングに立った。
国内で同階級の相手が見つからず、最終的には“日本初の女子総合格闘家”高橋とミドル級での対戦に。
体格差が憂慮されたものの、ふたを開ければボクシングキャリアの差は明らか。
女子総合のパイオニアとして意地を見せる高橋を、最後はえぐいボディで仕留め、記念大会を豪快に締めくくった。

第19戦 2006.12.15 東京・新宿フェイス

2006.12.15
WIBA世界ライト級王座決定戦10回戦
vsテリー・ブレアー(米国)
どつき合いを制し世界3階級制覇!
○判定 3-0 
フェザー級、スーパーライト級に続き、いよいよ3階級制覇達成のビッグチャンスが訪れた。
今回はライト級。対戦相手のブレアーはふだん2階級上のウェルター級を主戦場としている。
体格差はもちろん、ブレアーも今回勝てば3本目のベルト奪取となるだけにモチベーションも最高だ。
離れれば豪快なフック、近づけばショートアッパーやボディと、パワーだけでなくテクニックでもライカを翻弄するブレアー。
19戦目にして初のサウスポーとの対戦ということもあり、なかなかペースをつかめないライカだったが、終盤に怒涛のラッシュ、追い打ちの右ストレートがクリーンヒット。バッティングによる相手の減点も奏功し、ライカが大接戦を判定勝利で制した。
日本人初の世界3階級制覇を成し遂げたライカだが「世界には強いヤツがゴロゴロいる。自分はまだまだです」と気持ちを引き締め、米国修業敢行を示唆した。

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